本帰国

帰国子女の英語力を維持する方法7選|イギリスから帰国した私が未就学児と実践していること

 

「せっかくイギリスで身につけた英語、帰国したら忘れてしまうのでは…」そんな不安を抱えて本帰国した私も、最初はどうすればいいか全くわかりませんでした。

この記事では、イギリスから本帰国して未就学児の英語力を維持するために実践している方法を、リアルな体験談とともにご紹介します。同じ悩みを持つ帰国ママのヒントになれば嬉しいです。

帰国後に英語力が落ちやすい理由

「帰国したばかりなのに、もう英語を話したがらない…」

帰国後しばらくして、そんな変化に気づいたとき、正直焦りました。

イギリスでは毎日当たり前のように英語を使っていたのに、日本に帰ってくると英語を使う場面が一気になくなってしまうんですよね。

これは子どもの意欲の問題ではなく、環境の変化が原因です。

特に未就学児は、言語を「使う必要があるかどうか」で無意識に優先順位をつけます。
日本語だけで生活が成り立ってしまうと、英語を使う理由が見えなくなってしまうのです。

① 英語を使う環境が突然なくなる

イギリスにいたころは、保育園も、スーパーも、公園で会うお友だちも、すべてが英語の環境でした。
それが帰国した瞬間、周りの大人も子どもも全員日本語になります。

言語は「使わないと錆びる」と言われますが、これは大人だけの話ではありません。

特に幼児期の言語は、日常的なインプットとアウトプットがなければあっという間に薄れていきます。

② 日本語の方が「楽」だと気づいてしまう

子どもは賢いので、周りが日本語で話せば自分も日本語で返すようになります。親が英語で話しかけても「なんで?日本語でいいじゃん」という反応になってしまうことも。

これはごく自然な適応反応です。責めるのではなく、「英語を使いたくなる理由」を環境の中に作ることが大切です。

うちの場合、英語混じりので言葉を発すると周り(私の場合はいとこや親戚など)の子供たちが「アッポー(Apple)だってー!」など発音を真似したりすることもあり、英語自体を発しにくい環境になってしまったようです。

③ 帰国直後は新しい環境に慣れるだけで精一杯

子どもにとって本帰国は、言語だけでなく、友だち関係・食事・生活リズムまですべてが変わる大きな変化です。帰国直後は英語どころではなく、まず日本の生活に慣れることに全エネルギーを使います。

だからこそ、英語維持は「頑張る」のではなく「日常の中に溶け込ませる」アプローチが長続きのコツです。次のセクションで、実際に私が取り入れている方法をご紹介します。

未就学児の英語維持に効果的な方法7選

では実際に、帰国後の英語維持としてどんな方法が効果的なのか。

私が試してみてよかったものを7つご紹介します。

どれも「特別な時間を作る」のではなく、日常の中に自然に取り入れられるものを選びました。

① 英語の絵本を毎日の読み聞かせに取り入れる

帰国後にまず始めたのが、寝る前の読み聞かせを英語の絵本にすることでした。

イギリスにいたころから親しんでいた絵本をそのまま持ち帰ってきたので、子どもにとっても「知ってる!」という安心感があったようです。

英語に対して構えることなく、自然に耳を傾けてくれました。

おすすめは、文字が少なくリズムのある絵本です。

“The Very Hungry Caterpillar”(はらぺこあおむし)や”Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?”など、繰り返しのフレーズが多い絵本は特に未就学児に向いています。

「Hello Maisy」シリーズは仕掛け絵本も充実していて、遊びから絵本を取り入れたい方にはおすすめです。

毎日でなくてもOK。

「読みたいときに英語の本を手に取れる環境」を作っておくだけで、ずいぶん違います。

子どもの手が届く棚に英語の絵本を数冊並べておくだけで、自分から持ってきてくれることが増えました。

② YouTubeやNetflixで英語コンテンツを習慣化する

正直に言うと、これが一番ハードルが低くて続けやすい方法でした。

うちでは動画を見る時間は英語コンテンツに限定するようにしました。
最初は嫌がるかな…と思っていたのですが、好きなキャラクターが英語で話していると自然と見るんですよね。

内容を知っているアニメを英語音声で流すのも効果的です。

YouTubeでは「Peppa Pig」「Bluey」「Pinkfong」、Netflixでは「Cocomelon」「Hey Duggee」あたりが未就学児には鉄板です。どれもイギリスで親しんでいたコンテンツなので、帰国後も違和感なく続けられました。

あとはしまじろうシリーズも英語版があるので、日本文化も同時に学ぶことができるのでおすすめです。

ポイントは日本語字幕をつけないこと。字幕があると目が字幕に行ってしまい、英語を「聞く」練習にならないからです。

③ 子ども向けオンライン英会話で「話す」機会を作る

絵本や動画はインプット中心ですが、帰国後に一番失われやすいのが「英語を話す」アウトプットの機会です。

そこで検討したのが子ども向けのオンライン英会話でした。

未就学児向けのオンライン英会話は、ゲームや歌を取り入れた25分程度のレッスンが多く、子どもが飽きずに続けやすい構成になっています。画面越しに外国人の先生と話すことで、「英語は実際に人と話すための言葉だ」という感覚を維持できるのが大きなメリットだと感じています。

料金やカリキュラムはサービスによって異なるので、まずは無料体験から試してみるのがおすすめです。
QQ Englishは私もイギリス在住の時から使っているアプリで、予約のしやすさが特に気に入っています。
親子でポイント相互利用もできるので、親子で使うのもおすすめです。

【QQキッズ】こども専用オンライン英会話

週に1〜2回でも、「英語でネイティブと話す」という体験を積み重ねることが、長期的な英語力の維持につながります。

④ 英語で話しかける時間を1日少しだけ作る

「親が英語ネイティブじゃないから…」と思うかもしれませんが、完璧な発音でなくて大丈夫です。大切なのは、英語が「家の中でも使う言語だ」という雰囲気を作ること。

私が実践しているのは、朝の支度のときだけ英語で話しかけるというルールです。“Let’s get dressed!” “What do you want for breakfast?” といった簡単な日常フレーズだけで十分です。子どもは意外とノリノリで返してくれることがあります。

うちでは私より夫が楽しそうにやってくれるので休日は夫に任せるのもあり。特に一緒にお風呂に入っているとき英語で話してくれています。

毎日すべての時間を英語にしようとすると親も子も疲れてしまいます。「朝だけ」「お風呂の時間だけ」など、時間や場面を決めると楽しくできるかもしれません。

⑤ 英語の歌・ライムを日常に流す

費用ゼロで今すぐ始められる方法がこれです。

家事をしている間、車の中、お散歩中、SpotifyやYouTubeで英語の童謡をBGMとして流すだけ。

“Wheels on the Bus””If You’re Happy and You Know It””Twinkle Twinkle Little Star”など、イギリス時代に歌っていたライムをかけると、子どもが自然と口ずさみ始めます。

「あ、知ってる!」という反応が出てきたら英語の記憶がしっかり残っているサインです。

Noodle & Palsは馴染みある音楽がたくさん出てくるのでおすすめです。

意識して聞かせようとしなくてOK。ただ流しておくだけで、耳が英語に慣れた状態を維持できます。

⑥ インターナショナルスクールや英語プリスクールを検討する

より本格的に英語環境を維持したいなら、インターナショナルスクール英語プリスクールという選択肢もあります。

私自身、費用や通える範囲など現実的な壁もあって正直帰国から一年ほどは実際に通うことができませんでした。

日本の生活にも慣れてきた頃、長女が小学生入学のタイミングで近所のインターナショナルスクールに週に一度通っています。

フルでインターはハードルが高いと思うので週数回だけ英語プリスクールに通うのが現実的に続けやすいかと思います。
また小学生になると英語学童という選択肢もあり、放課後に学童として利用できる施設もあります。

まずは気になるところにコンタクトをとり、見学するところから始めると良いでしょう。

インターやプレスクールに行くと、同じ境遇のママさんとも繋がることができるからそういった面で安心感あるよ

⑦ 英語仲間・帰国ファミリーのコミュニティを探す

子どもにとって、英語を話す「お友だち」の存在はとても大きいです。

英語を使う理由が「学習」ではなく「友だちと遊ぶため」になると、一気にモチベーションが変わります。

帰国ファミリー向けのコミュニティは、FacebookグループやInstagram、地域の子育て支援センターなどで探すことができます。「帰国子女 ママ会」「インターナショナルプレイデート」などで検索してみると、意外と近くに同じ境遇の方がいることも。

私自身、通っていた幼稚園にアメリカから帰国した同じ境遇の子が編入してきたので今でもそのファミリーと連絡をとりながら情報共有することも。

今はオンラインでも繋がれる時代なので、地方在住でも帰国ファミリー同士でZoomでプレイデートをしているグループもあります。まずは自分から発信してみることが第一歩かもしれません。

現地の仲の良い友達がいれば、テレビ電話などでコンタクトを取り続けるのも英語維持にとっても役立つよ

実際にやってみてよかったこと・うまくいかなかったこと

7つの方法をご紹介しましたが、正直に言うと、すべてが順調にいったわけではありません。

よかったのは、英語の動画絵本の読み聞かせです。

子どもが自分から「これ見たい」「これ読んで」と言ってくれるようになったので、親が無理に引っ張らなくてよくなりました。楽しんでいる様子を見ると、続けてよかったと思います。
今ではディズニー系や英語がオリジナルのアニメは「英語でないといやだ」ということも増え、日常に溶け込ませるのは重要だなと実感しています。

一方でうまくいかなかったのは、英語で話しかけることを毎日続けることでした。疲れているときや忙しいときには、全く実践できず、ヘコむこともしばしば。

でも「完璧にやらなくていい」と気持ちを切り替えてからは、できる日だけやるスタイルに変えました。

英語維持は長距離走です。完璧を目指すより、細く長く続けることが一番の近道だと実感しています。

まとめ:大切なのは「完璧」より「続けること」

帰国子女の英語維持に効果的な方法を7つご紹介しました。最後にポイントを整理します。

英語維持7つの方法

① 英語の絵本を読み聞かせに取り入れる
② YouTube・Netflixで英語コンテンツを習慣化
③ 子ども向けオンライン英会話でアウトプットの機会を作る
④ 英語で話しかける時間を少しだけ作る
⑤ 英語の歌をBGMとして流す
⑥ インターナショナルスクール・英語プリスクールを検討する
⑦ 帰国ファミリーのコミュニティで英語仲間を作る

どれか一つだけでも、今日から始められます。

特にハードルが低いのはやっぱり動画と歌の聞き流し。
まずはそこからスタートして、慣れてきたら少しずつ追加していくのがおすすめです。

私もまだまだ試行錯誤の途中。また新しい発見があればこのブログで追記していきたいと思います。

同じように悩んでいるママさんがいたら、ぜひコメントやSNSで教えてください。一緒に良い方法を考えていきたいです!

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