「日本ってこんなだったっけ……?」
数年間のイギリス生活を終えて本帰国した私が、帰国直後から今まで感じてきたリアルなカルチャーショックを正直にまとめました。
日本が嫌とか、イギリスの方がいいとか、そういう話ではなくて。
ただただ「あれ?こんな感じだったっけ?」と素直に感じたこと。
同じ経験をした方には「わかる〜!」と笑いながら読んでもらえたら嬉しいです。
目次
接客
①コンビニの店員さんが丁寧すぎて毎回ドキドキする
あるある度 ★★★★★
帰国してコンビニに入った瞬間、「いらっしゃいませ!」の声と笑顔に思わずビクッとしてしまいました。
イギリスのお店では、レジの方と「Hi」「Thanks」くらいの軽いやり取りが普通。
日本のコンビニ店員さんはすべての動作が完璧すぎて、最初は「これ、大変じゃないのかな…」と心配になるほど。ありがたいのに、なんかちょっと申し訳ない気持ちになるのは帰国あるあるだと思います。
袋に詰めてくれるとか、優しすぎて涙!
あとは子連れで買い物してると、買い物カゴを詰めるスペースまでもれなく運んでくれるから軽い衝撃でした。
フレンドリーだけどドライ。マイペースなレジに慣れすぎた
完璧な笑顔と動作。ありがたくてちょっと申し訳ない
②「少々お待ちください」が本当に少々すぎる
あるある度 ★★★★☆
イギリスでは、お店やレストランで何かを頼むとのんびり待つのが当たり前でした。
でも日本に帰ってきたら、何を頼んでもとにかく早い。「え、もう来たの!?」と毎回びっくりしています。特に牛丼とラーメンは早い。回転寿司も頼むとすぐにくるから子供たちにとってはテーマパークと化してた部分があります。
宅配もしかり。イギリスでは「3〜5営業日」が普通だったのが、日本では翌日どころか当日届いてしまう。再配達も時間を指定して届けてくれるし、日本のサービスは本当にトップレベルだなと感じました。
子育て
③公園の遊具が安全すぎて子どもが物足りなさそう
あるある度 ★★★★☆
イギリスの公園といえば、大きなロープアスレチックや高さのあるすべり台、グラグラするつり橋など、ちょっとヒヤッとする遊具がたくさんあります。
「転んで学ぶ」という文化が根底にある感じ。
日本の公園に連れて行ったら、「なんか物足りないな」という顔をしていて思わず笑いました。
安全管理はとても大切なのですが、子どもの「もっと!」という気持ちを見るとちょっと切ない気持ちも。
ドキドキ系の遊具が多い。転ぶことを恐れない文化
整備が行き届いて安心。でも刺激は少しひかえめ
④ママ同士の距離感の測り方がわからなくなった
あるある度 ★★★★★
イギリスでは、公園で初めて会ったママさんとすぐに話が弾んで、その日のうちにLINE交換(向こうはWhatsApp)することも珍しくありませんでした。
コミュニティへの入り方がとてもオープン。
帰国後、日本のママコミュニティに入るペースの違いに少し戸惑いました。距離が縮まるまでに時間がかかる感じ、というか。どちらがいいというわけではなく、「あ、ここは違うんだな」と気づいた瞬間が帰国あるあるでした。
自然
⑤空が青すぎて子どもとしばらく見上げた
あるある度 ★★★★★
これは帰国した瞬間から感じたこと。
イギリスは夏を除いてどんよりした曇り空が続くことが多く、青空が貴重。
帰国後に見た日本の空の青さと夕焼けの綺麗さに、しばらく家族で見惚れてしまいました。
特に日本の冬は本当に気持ちがいい。ただただ快晴が眩しくて、いくらでも外を散歩できる感じ。(積雪が多い地域だと難しいかもしれませんが)
逆にいうと夏は驚くほどに暑くて、公園にもいけないので外遊びをするなら早朝か夕方が多いです。
⑥桜を見て泣きそうになった(自分でも驚いた)
あるある度 ★★★★☆
帰国のタイミングが春直前だったこともあり、近所の桜並木を歩いたとき、なぜか涙が出そうになりました。「日本に帰ってきた」という実感が、言葉よりも景色から来た感じ。
イギリスにも美しい自然はたくさんあるけれど、桜の季節の日本の景色は別格です。
四季の鮮やかさを久しぶりに体感して、日本に生まれてよかったとしみじみ感じました。桜の咲く公園で家族みんなと過ごしたとき、とっても嬉しくなった気持ちはいつまでも忘れないと思います。
緑豊かで美しい。でも空は曇りがち
四季の鮮やかさが別格。桜・紅葉・雪…全部が感動的
食べ物
⑦スーパーのお刺身コーナーで立ち尽くした
あるある度 ★★★★★
帰国後に初めてスーパーに行ったとき、お刺身コーナーを見て「この値段で、この鮮度で…?」と立ち尽くしました。
種類も豊富で、しかも安い。イギリスで魚介類がいかに高くて少なかったか、比べると笑えるくらいです。圧倒的に日本に帰ってきてよかったと思うNo. 1。
逆に、チーズとバターのコーナーはちょっと寂しくなります。こちらはイギリスが圧倒的でした。
住環境
⑧ウォシュレットに毎日感謝している
あるある度 ★★★★★
帰国あるあるの定番ですが、やはりウォシュレットへの感動は外せません。
その他、浴室乾燥機、自動食洗機、宅配ロッカーなど、日本の住宅設備は本当に優秀。家が少しコンパクトでも、これだけ設備が充実していれば文句なしです。
⑨いまだに現金文化がある
あるある度★★★★★
これが結構厄介です。
徐々にキャッシュレス化は進んでいるものの、(特に飲食店やお店はカードやクイックペイで行ける)子供の習い事の費用だったり、学校関連の集金はほとんど現金のことが多いです。
その上集金系は一円単位で揃えなければならないので、お金を崩しにコンビニへ走ったり、一手間かかります。
言語
⑩日本語が母国語なのに、たまに言葉が出てこない
あるある度 ★★★☆☆
これは少し恥ずかしい話なのですが、帰国直後しばらく、普通の日本語の言葉がパッと出てこないことがありました。英語で先に思い浮かんでしまうというか。
逆に、英語で話しているときに日本語が混じったり。脳が混乱していたんだと思います。今は落ち着きましたが、あの期間は自分でも笑えました。
イギリスではエレベーターのことをリフトと呼ぶので、たまにリフトと間違えていってしまったり、階数の数え方も異なるので「ここ何階だっけ」と混乱することがありました。(日本で言う1階はイギリスでGround floor、2階がFirst floor)
総合
「どこが home?」と問い続けている自分がいる
あるある度 ★★★★★
これが一番大きなカルチャーショックかもしれません。日本に帰ってきて「帰ってきた」と感じる一方で、「あ、ここはもう自分が慣れていた場所と少し違う」と感じる瞬間がある。
海外生活を経験すると、「home」の定義が変わります。どこかひとつじゃなくて、自分の中に複数のhomeができていく感覚。それって実はすごく豊かなことだと、今の私は思っています。
各々の、いい部分を併せて自分たちのこれからの人生に活かしていきたいというか。
海外のおおらかな部分を私たちは手に入れたから、人や社会に対して俯瞰し優しくなれる感覚があります。
子供も明らかにイギリスのことに愛着を感じていて、また行きたい(帰りたい)と度々言うし、たくさんの水も甘いも親子で経験できたことは本当に宝物です。
異国での生活を乗り越えた家族は、知らずのうちに絆も深くなっているんじゃないかなと思います。
まとめ:戸惑いも全部、海外生活の宝物
カルチャーショックを10個まとめましたが、どれも「イヤだ」という感情ではなく、「面白いな」「懐かしいな」「へ〜変わったな」という感覚に近いものばかりでした。
帰国後の戸惑いも、全部ひっくるめてイギリス生活をした自分の証拠。
同じように感じている方がいたら、ぜひコメントなどで「わかる!」と教えてください!
一緒に笑い飛ばしたいです。
