こんにちは!
イギリスではコロナによる規制の影響から、サイクリングする人が大幅に増えています。
今でも在宅ワークを勧めてはいるものの、会社やお店に出勤しなければいけない人もたくさんおり、公共交通機関を避けるために、通勤を自転車に変える人が多いのです。
昔やっていたけど15-20年ぶりにサイクリングを再開した、という方も多くいるとのこと。
コロナによりライフスタイルが変化していくというのを身近に実感できることのひとつですね。
また週末に家族でサイクリングを楽しむ人も増え、街のサイクルショップはこの状況下に関わらずいつも家族連れも含め、混んでいます。
リージェンツパークやリッチモンドパークに行くと、サイクリングを楽しむ人の多さに驚くと思いますよ。
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またロンドンにはレンタル自転車ができるスポットがたくさんあり、自転車を持っていなくても気軽に楽しむことができます。しかも2ポンドくらいから借りられます。
そこで今回はイギリスの自転車ルールについて紹介していきたいと思います!
目次
道路を走ること
自転車は車と同じ道路を走ります。
幸いなことに、ロンドンはサイクリング文化がすすんでいるので、自転車レーンが多くあります。
そのレーンに沿って進んでいきます。
自分には交通量が多いなと思う道路であれば、歩行者道路で自転車を押して歩くのはOKです。
ヘルメットをつけること
頭は大事です。万が一の為ヘルメットは着用しましょう。
手信号
道路をまがるときは手をつかって、曲がる方向に腕をのばしましょう。
そうすることで後続の車はスピードを緩めてくれます。
可能であればドライバーとアイコンタクトを交わすことで道を優先してくれたりしますよ。
左側通行
道路の車が進む方向と同じ、つまり左側を走るようにしましょう。
もし逆方向で進んでしまうととても危険ですし、罰金を科せられることもあります。
イヤホンをしない
通話しながら自転車をこいだり、音楽を聴きながら走ることはとても危険な行為です。
周りや自分の状況に集中して、事故を防ぐために、イヤホンをつけながら自転車をこぐのはやめましょう。
夜間はライトをつける
イギリスの冬の日照時間はとても短く、午後4時頃には暗くなってきます。
そのため明るいうちに帰る、と思っていても暗くなる場合があります。
一応自転車に装着しておき、暗くなり始めたらライトをつけましょう。
夜間に点灯していないと、罰金をとられるので注意です。
番外編:イギリスのママチャリ
イギリスには日本のママチャリのような電動つきのものはあまり見かけません。
普通の自転車の前か後ろにチャイルドシートを装着するのが一般的なようです。
私も娘の保育園の通園用に、元から持っている自転車の後ろにチャイルドシートを装着しました。
安定感があって子供も喜んで乗ってくれます。
Hamaxというメーカーのものを購入しましたが、他のメーカーのチャイルドシートもほとんどが9か月の月齢からマックス22キロまでの子供が乗れるようになっています。
Hamaxを選んだ理由は、月齢に合わせてベルトや高さを調整することができますし、リクライニングも可能、また足がぶらつかなように足ベルトもついているからです。
子供を自転車の後ろにのせて起こる多くの事故は、足が自転車に巻き込まれてしまうというのが原因。
案外侮れない点なので気を付けてくださいね。
自転車で通園しようと決めてから、近所の自転車ショップで購入しそのまま装着まで行ってもらい、ヘルメット代も含めて全部で200ポンドくらいでした。
やはり装着はプロに頼んだ方が安心ですし、不具合かな?と思ったら購入した自転車ショップに足を運べば直してくれるので、
もし自転車のチャイルドシートを買うならネットではなく自転車ショップに行くのがおすすめです。
もしくはネットで買って自転車ショップでつけてもらうのもいいですね。
一人で自転車に乗る子供も道路を走らなければいけないのか?
子供が一人で自転車に乗れるようになったとして、道路で走らせるのはこわい、と親としては思いますよね。
イギリスではBikeability(バイクアビリティ)といって小学校で自転車のレッスンを受けます。
なのでそれ以前の10歳以下の子供は歩道を自転車で走っても罰金は科せられないということになっているようです。
その子のスキルや自転車のスピード、また親の方針にもよりますが一応原則は道路で、でも歩道で走っても罰金はとられない、ということです。
まとめ
今回はイギリスでの自転車ルールについてご紹介しました。
天気の良い日にサイクリングするのはとても気持ちが良いですよ。
サイクリングは良い運動になりますし、環境にもよい移動手段。
イギリスで推奨されるスポーツのひとつです。
この機会にサイクリングを楽しんではいかがでしょうか。
ではまた!