イギリスには砂糖の種類が多くあります。
使用用途や好みによって選ぶことができるのです。
日本で砂糖といえば「上白糖」かと思いますが(最近は甜菜糖とか人気ですね)、イギリスのスーパーにはこれにあたる砂糖は見当たりません。
今回はイギリスの砂糖について紹介していきたいと思います。
White sugar
まずホワイトシュガーからご説明します。
ホワイトシュガーはブラウンシュガーを精製して作った砂糖です。
精製している分、癖がなく色も白いので幅広い料理に使うことができます。
イギリスのスーパーでよく目にする、
・white granulated sugar
・caster sugar
などがこれにあたります。
この二つの大きな違いは粒の大きさです。
Caster sugar の方がグラニュー糖より粒が小さく、色も白いのでよりよく料理やお菓子を作る過程でなじんでくれるといえそうです。
このCaster sugarがイギリスで一番メジャーな砂糖なのかなと思います。
グラニュー糖はご存知の通り、紅茶に入れたりするのに適していますよ。
Brown sugar
・Golden caster sugar
こちらは上記のcaster sugarと基本的には同じですが、精製されていない(unrefined)ということが特徴です。
色がブラウンで、カラメル感があるフレーバーです。
・Demerara/raw sugar
デメララシュガーはゴールデンケースターシュガーよりも濃く、風味も強めで粒も大きいです。
コーヒーに入れたり、クレームブリュレの上の部分やワッフルのトッピングなどに適しています。
先日これでプリンのカラメルを作りましたが、本格的なカラメル味になって砂糖の違いを認識しました。
・Light brown soft sugar
こちらはブラウンシュガーの中でも最もポピュラーな砂糖です。
リッチでコクのある砂糖です。
・Dark brown soft sugar
名前の通り、ブラウンシュガーの中でもより濃く、苦みも感じられる砂糖です。
・Muscovado sugar
これは精製度が低く、未精製の糖液を含むそうで、一番体には良さそうな砂糖。
味はしっとりとしていて黒砂糖のような風味です。
さすがお菓子作りも盛んな国だけあって、お砂糖の種類も多いですね。
以上イギリスの砂糖事情でした。