みなさんこんにちは!3児のママNamiです。
今回はイギリス駐在帯同生活5年を経た筆者の経験をもとに、帯同についていくために必要な準備と流れについてご紹介していきたいと思います。
目次
海外赴任帯同が決まったら
夫の赴任が決まるタイミングはそれぞれに違うと思いますがまずは大まかなスケジュールをイメージすることが重要です。
①いつ夫が出国するか
②引っ越しはいつにするか
③自分が出国するタイミングはいつか
考えることは山ほど出てきますが、焦らずひとつひとつ決めて行動していくことが大切です。自分が仕事をしているとより気持ちに余裕が持てず忙しくなりますが、ここは夫婦の力の合わせどころ。協力しながら話し合って進めていきましょう。
次項から経験をもとに解説していきますね!
会社に報告
まずだいたいのスケジュールが決まったら、自分が今勤めている会社を休職するのか、退職するのか夫婦で話し合って決めると良いでしょう。
会社勤務の方だと、配偶者の海外赴任に対して”配偶者海外赴任休職制度”という制度がある場合も多く、利用できる期間内で帰国する予定があるならば申請するのがおすすめです。
どちらにせよ、その後会社での手続きが必要になるので早めに報告すると吉◎です。

お子さんがいる場合、通っている学校への報告と手続きを行います。幼稚園や保育園に通っている場合も退園届を役所か園でもらい、手続きすることが必要になります。
引っ越し手続きを行う
いつ出国するかが決まったら、次は引っ越し準備に取り掛かります。
夫の出国と同時に自分もついていくなら同じタイミングで引き払えば良いですが、時期によっては自分と子供だけしばらく日本に残り、夫の後に帯同するというパターンも多いと思います。その場合は退去する1ヶ月ほど前に退去の申し出をするのが一般的です。
筆者の場合は、先に夫が出国し、私と子供は実家でしばらく過ごすというかたちにしたので、仕事をしつつ引っ越し準備を並行して行いました。
住所変更が必要になる銀行口座や契約を続けたいクレジットカードなどは日本で有効な住所へと変更しましょう。帯同中でも一時帰国はしたり使うものもあると思うので迷惑がかからない程度に実家等の住所に変更することをおすすめします。
またこの機会に使わないサービスは解約、年間費のかかるクレジットカードも解約し、無駄のないようポイントも還元するといいですよ!

役所へ赴く
引っ越しするときやビザやパスポートの準備に必要な書類を役所で申請し受領しましょう。
現在はマイナンバーカードを作成しておけばコンビニで受け取れることもできるようになってきたので、必要に応じて書類を準備してくださいね!
●引っ越し下見業者に提出する住民票
●ビザを取得する際に必要な戸籍謄本
●新規でパスポートを申請する場合(お子様など)のパスポート作成に必要な戸籍謄本
●(これを機に扶養に入る場合)最新の所得証明書と住民票
などが必要になってきます。そのほか、引っ越す前は転出届、引っ越し後は転入届を出すことも必要です。何度も赴くのは手間なのである程度何が必要かまとめてから役所に赴くといいですね。
引っ越し下見業者がくることが決まったら
海外引っ越しとなると、まずやってくるのが引っ越しの下見業者さんが荷物の見積りに来ること。
大まかでいいので何をどれで送るのかを業者さんに伝える作業です。
①航空便で送るもの
②船便で送るもの
③手荷物にするもの(夫婦で出国するタイミングが異なる場合、家に残しておくもの)/(滞在先が実家等ならば)実家に送るもの
④処分するもの
で分けていきます。
航空便で送るべきもの
航空便は重量に制限があり、40キロまでと決まっていることが多いようです。また会社によって異なると思いますが航空便は一回のみ、など回数も決まっているはずです。
航空便は早く届くのでその時期にあった衣類やすぐに必要なものを中心にまとめると良いと思います。大体は夫が赴任するタイミングで利用するはずなので、出社に必要なスーツや靴、すぐ必要な電気製品、衣類などで埋まっていくと思います。
船便で送るもの
船便は届くまでに時間を要するので、大きな家具類や日用品、持っていきたい食料品を中心に送ります。
食料品については入国する国によって制限があり、持ち込めないものも多々あるので注意が必要です。だいたいカップヌードルや鶏がらスープなど、肉製品が混じっているものはNGなことが多いです。
下見のときは迷ったっていい
単純な作業に見えて実は結構思考を巡らす仕分け作業。
移住先の住む家が決まっていない段階で、家具のいるいらないを決めなければいけなかったり、そもそもこの電化製品は使えるのか?など細かな疑問も出てきます。
なので迷うのも当然です!
ただ、何をどれで運ぶかは大まかで良いのでまとめてメモにしておくのがおすすめです。
下見業者さんが来る前には、航空便・船便・処分するものなど大まかに決めて、メモしておくこと
ちなみに処分すると決めた家具類は、地域の粗大ゴミ回収に申し込み自身で処分するか、自宅で引き取ってもらえる不用品回収業者に申し込みするとスムーズです。
海外赴任準備編初期まとめ
<海外赴任準備初期編まとめ>
・会社や上司、関係部署に報告
・子供の通っている学校や幼稚園に報告
・役所で必要書類を申請し受け取る
・引っ越しの手続きを行う
・海外への引っ越しの下見業者が来る前の準備を行う
落ち着かない日々が続くかもしれませんが新しい生活に期待を寄せて、楽しんで準備が進められるといいですね!