どうも、ナミです。
我が家は大の納豆大好き家族。
海外に住むにあたって、納豆が食べられないことが一番の死活問題なのではないかというほど、非常に大きな問題でした。
幸い、ロンドンでは日系のスーパーや韓国系のアジアンスーパーなどで冷凍されている納豆パックを購入することができます。
ただ気になるのがお値段。
なんと納豆3パックのもので約200~250円ほど!
それでも半年間ほど、常に買い続けていた我が家。
というわけで、納豆を手作りすることにしました。
目次
準備するもの
- 蒸し器
- 乾燥大豆
- 市販の納豆1パック(冷凍された状態でも可)
- 消毒済みのタッパー
- キッチンペーパー
です。
蒸し器は日本からもってきたもので直径約30cmのものを使いました。
乾燥大豆はアマゾンでも買えますし、ホールフーズマーケットにも売られています。
1キロあたり約500円で購入できます。
納豆3パックは内容量150g。1キロあれば6-7個分(18パック分)も作れます。
6個×250円=1500円。
つまり同じ量の納豆で1000円も節約できることになります!(正確には乾燥大豆は水につけて戻すと大きくなるのでさらにお得)
分かりづらいw
作り方
①乾燥大豆を一晩水につけてもどす。
6~8時間ほどつければ大丈夫です。
どんどん水を吸収していくので、水がなくなってる~!と思ったら水を追加していれてくださいね。
②蒸し器で大豆が柔らかくなるまで、蒸す
この量で(およそ500-700gくらい)、40分ほど蒸し器にかけます。
蒸し器の大きさや量によって時間は変わってくるので、蒸し時間は一概には言えませんが、要は指でつぶせるくらいに柔らかくなっていればOKです。
③市販の納豆を入れる
蒸した大豆に市販の納豆1パックを入れます。
そして、全体を混ぜます。
熱々のうちに混ぜるのがコツです!
④タッパーに分けて入れる
熱湯をかけて自然乾燥させ、綺麗な状態のタッパーの中に適当に分け入れます。
キッチンペーパーをはさみ、蓋を閉めます。
これは納豆から出てくる水蒸気を吸収するために挟み込みます。
⑤温度が一定の少し温かい場所に24時間放置する
我が家だと洗濯機の上にボイラー(温水器)が設置されているので、このボイラー室が納豆発酵場所になってます。
蒸してから発酵場所に移すまでの工程はなるべく手早く進めてください。
もし小さいお子さんがいて作業が中断される心配があったら、お昼寝中などがおすすめです。
⑤冷蔵庫で24時間以上寝かせる
この時、キッチンペーパーを外してまた蓋を閉め、冷蔵庫にいれます。
だんだんと粘り気が出てきています!
⑥できあがり
粘り気が見えますでしょうか。
さらに寝かせれば納豆菌がなじみ、より美味しくなります。
ポイント
より市販に近くするためには、蒸し時間を長めにとり、これでもか!というほど大豆を柔らかくすることがポイントです。
蒸し時間が短いと、出来上がりの納豆の食感が固く、豆感が強い納豆になってしまいます。
蒸しているときは時々蓋を開けて全体を混ぜ、ムラをなくすように心掛けると良いです。(開けすぎは禁物)
まとめ
納豆を柔らかくする方法として、今回は蒸すという方法で紹介しましたが、他にも圧力鍋をつかったり、茹でたり、炊飯器をつかうという方法もあります。
個人的には蒸す方法が栄養素も逃げずに作れるので、おすすめです。
2才の娘もこの手作り納豆が大好きで、とても良いたんぱく質源になっています。
納豆好きの海外在住のみなさま、ぜひ自家製の納豆ライフを過ごしてはいかがでしょうか。
食べるときは、イギリスのネギ、Salada onions
と一緒に、しょうゆと練がらしで頂けばそこは日本。
一回つくってしまえば、意外と簡単だし、用意するものも少ないし、なにより天然素材で粒も大きく美味しいですよ!
以上、納豆のつくり方でした。