ヨーロッパの人々が春に待ちわびている食べ物、その代表が“ホワイトアスパラガス”です。
ホワイトアスパラガスは日光に当たって育つグリーンアスパラガスとは違い、土を盛って太陽に当たらない様に育てるという手法。
だからあのように美しい真っ白な色になるのです。
とっても柔らかくてジューシーなホワイトアスパラガス。
数年前ドイツに行ったときに食べたホワイトアスパラガス(ドイツ語でシュパーゲル)が忘れられなくて、イギリスでも絶対食べたい!と思っていました。
まず驚くのがサイズ!
長くて太い。20センチ以上はありますね。
これはレストランで食べたものなのですが大きさにびっくりしました。
上にかかっているのはオランデーソースといって、卵・バター・白ワイン・レモン汁などで作ったソース。
とろっとしていてコクがあって、シンプルな味わいのホワイトアスパラによく合います。
あとは溶かしバターやマヨネーズで頂くのが定番です。
さて、4月から6月が旬といわれるホワイトアスパラですが、イギリスでは5月初旬に出回ってきたように感じます。
スーパーに陳列しているのは見かけませんが、じかに野菜を取り入れているところや、お店によりますが園芸ショップ(ナーサリーズと呼ばれる)などに置かれています。
私はプリムローズヒルにある、“Fish monger La Petit Poissonnerie ”で購入しました。
https://www.lapetitepoissonnerie.com/
こちらのお店は親切な日本人の女店員さん(通称:プリヒル姉さん)がいることで有名なお魚屋さんです。
イギリスに住む日本人なら一度はお世話になるであろうお店だと思います。お刺身が買える貴重なお店なので。
鮮魚店ですが野菜も売っています。
ちゃんとありました、白アスパラ。
おうちで調理して、冷えた白ワインとともにキュキュッと頂きました!
栄養価は実はグリーンアスパラガスの方が高いようですが、ぜひこの季節、ホワイトアスパラガスを見かけたら試してみてください。