みなさんこんにちは!
昨年ごろから徐々にコロナの規制もだいぶ緩和され、ヨーロッパ内はかなり旅行しやすくなってきましたね。
今回は旅行記としてポルトガルの第二の都市、”ポルト”についてご紹介。
「ポルトガルってあまりイメージできない」「楽しみ方を知りたい!」「旅行の予定を立てたい」という人の参考になれば幸いです!
(こちらの記事は別媒体で執筆したものを転記、編集しています:https://londonkirariproject.com/)
目次
1 ボリャン市場でチーズとワインを
さて、ポルトガルの第二の都市ポルトといえば、”ポートワイン”で有名。
ポートワインとは濃厚な甘さと深いコクがクセになるいわゆる「甘口ワイン」です。
馴染みがない人も多いかもしれませんがそんな方こそぜひ試して欲しい!
甘口なので普段お酒を飲まないという人でもトライしやすいワインなのです。
とろっとした舌触りの甘いワイン。
ポルトを代表する市場、ボリャン市場では野菜やフルーツをはじめ魚介やお肉、チーズ、ワインなどさまざまな新鮮な食材がずらりと並びます。1914年に建てられた二階建ての市場は、今も市民の台所として愛されています。
まずは活気ある市場での雰囲気を楽しみつつ、ポートワインとチーズで旅の始まりに乾杯してはいかがでしょうか。
2 ポルトガルのB級グルメ、ビファーナを食す
旅にご当地グルメは欠かせませんよね。ポルトガルを代表するファストフード”ビファーナ”はポルトガルを訪れたら必ず食べるべき一品。ポルトガルのパンに薄切りのマリネした豚肉を挟んだ、とってもシンプルなサンドイッチなのですがこれがもうめちゃくちゃ美味しいです。
ビールとの相性◎
ボリャン市場の近くにあるCongaというお店がとてもおすすめなので市場と合わせてぜひ訪れてみてくださいね!
開店同時くらいに行ったら並ばずに入れましたが、すぐにいっぱいに。
隣の席のおじさんはビファーナをあてに白ワインを一本飲み干してました。でもわかるその気持ち…
3 ポルトガルタイル、アズレージョを巡る
お腹が満たされたら、いよいよポルトの名所を巡りましょう。
ポルトは”アズレージョ”という装飾タイルが有名で、街を歩けば至る所で見かけます。
「アウマス・チャペル」は、ポルトのメイン通りサンタ・カタリーナ通りを進んだ先にある小さな教会(こちらもボリャン市場から徒歩5〜10分ほど)。
教会の壁全面に施された青の芸術アズレージョはどれも細かなデザインで描かれており、息を呑むほど美しいです。
そのほかポルトの主要駅「サンベント駅」や「サント・イルデフォンソ教会」も美しいアズレージョが見れるので街歩きしながら楽しんでみてくださいね。
4 ポルトガル版クロックムッシュ、フランセジーニャを食べる
フランセジーニャはポルトで生まれた名物料理。クロックムッシュをポルトガル風にしたフランセジーニャは「フランスの女の子」という意味を持ちます。
食パンにハムやチョリソーなどを挟み、その上からたっぷりのチーズと目玉焼き、そして最後にブイヤベースソースをかけて食べるというまさにカロリー爆弾なグルメ。(目玉焼きはお好みでありかなし選べます)
ボリュームたっぷりで食べ応え十分なので、お腹が空いたときに挑戦すると良さそうです。
筆者おすすめは”Lado B Cafe”。ファミリーやカップルなどでいつも賑わっている人気レストランでした!
5 ピラール修道院からポルトの街並みを堪能する
ポルトのシンボル「ドン・ルイス1世橋」のすぐ近くにあるピラール修道院は高台に位置しているため、ポルト全体を見渡すことができます。
ここからの眺めはまさに魔女の宅急便の世界!ドゥエロ川に浮かぶポルトの街並みは本当に美しく、坂の疲れだって吹っ飛びます。
もしタイミングが合えば夕暮れ時がおすすめ。街が赤く染まり、きっと一生忘れない風景になることでしょう。
6 ドゥエロ川沿いでポートワイン巡りをする
先述したようにポートワインが有名なポルト。「ドン・ルイス1世橋」のすぐ脇からロープウェイで下って行くと、老舗ワイナリーがいくつも並びます。
ワイナリー内部は見学することができ、試飲コーナーもあります。樽から飲めるワインは格別です!
7 ポルトガルの魚介料理を楽しむ
ポルトガルは大西洋で採れる魚介料理が有名。日本人の舌にもあった味付けや食材が多いのでポルトガルに来たら料理の美味しさにきっと驚くと思います。
こちらはタラのグリル、バカリャウアサード。
特に国民食とも言える干しダラの「バカリャウ」や「サルディーニャス・アサーダス」というイワシの炭火焼き、またタコ(ポルヴォ)のグリルや炊き込みご飯も。
他のヨーロッパ諸国よりお財布に優しいのも嬉しいポイントです。
8 お気に入りのパステルデナタを見つける
パステルデナタ(Pastel de Nata)とはエッグタルトのこと。ポルトガルはエッグタルト発祥の地でポルトガル人にとって馴染み深いお菓子です。
昔から砂糖や卵が豊富に手に入った国だったので名物スイーツが多くあるとか。
カフェにはもちろん、有名なお店もたくさんあるので食べ比べしてみるのも楽しそうですね!
筆者おすすめはMANTEIGARIAというお店。出来立てエッグタルトにシナモンパウダーをかけて食べるのがポルトガル流です!
またボリャン市場の目の前にあるConfeitaria do Bolhãoもおすすめ。
たっぷり濃厚なカスタードクリームが本当に美味しい!タルト部はサックサクです。
9 世界一美しい本屋さん、レロ書店に行く
ポルトにはハリーポッターに出てくる本屋さんのモデルにもなったと言われる”世界で最も美しい本屋”レロ書店があります。
正式名称は「Livraria Lello e Lrmao(リヴラリア・レロ・イ・イルマォン)」。
店内に入るとまず目を引くのが“天国への階段”とも称される豪華な螺旋階段です。
細かな彫刻や隅々まで繊細な装飾が施されており、色彩から何まで本当に美しい!天井のステンドグラスにもうっとり…
どこを撮っても絵になります。
入場するにはチケットが必要なので、事前予約するのがおすすめです!
公式ページ:https://www.livrarialello.pt/
10 ポルトガル食器を買う
ポルトガルといえば食器やカトラリーも自分へのお土産にゲットしておきたいところ。
カトラリーで有名な「Cutipol(クチポール)」。
シンプルで質の良さが際立つデザインなので、長く愛せるアイテムとして使えるでしょう。
また130年の歴史を持つ老舗ブランド「ボルダロ・ピニェイロ(BORDALLO PINHEIRO)」もポルトガルを代表する食器メーカーです。
ブルーミーブレッドプレート、可愛い…
世界中のセレクトショップでも取り扱われていたり、有名レストランでも使われているようなのでもしかしたら目にしたことがあるかもしれませんね!
まとめ:ポルトはいろんな魅力が詰まった素敵な街!
ポルトでしたい10のことを挙げましたが、いくつか試してみたいことは見つかりましたか?
青の芸術アズレージョや魔女の宅急便を彷彿させる街並み、最も美しい本屋とされるレロ書店など、見どころ満載のポルト。
ポートワインや魚介料理などに舌鼓をうちながら、ぜひ自分らしいポルトの良さを見つけてみてくださいね!